もくじ
ワインセラーで保存するのが一番適切
引用元⇒https://belluna-gourmet.com/wine/01/012201/d/NE205/7772641/goods_detail/
ワイン初心者の人は、ワインの種類を覚えることに一生懸命になりがち。
でも実はもっと大事なことがあるんですよ。
ワインに興味を持ったら、まずはワインの保存や保管の方法を知っておきましょう!
大事なワインを劣化させず、できるだけ良い状態で飲むために必要な知識になります。
ワインの保存に最も適しているのはワインセラーに眠らせる方法です。
ワインセラーを利用するメリットは、
・光による劣化を防ぐことができる
・余計な振動からワインを守ることができる
・ニオイの付着を防ぐことができる
などで、あらゆる環境の変化からワインを守ることができるんです。
旦那が勝手に車を買ってきたときはさすがに怒りましたけど、勝手にワインセラーを買ってきたときには「でかした!」って思わず言っちゃいました。
それほどワイン好きにワインセラーは欠かせないアイテムなんですよ。
ただ、ワインセラーは安くはないですし、場所も取るし、ワイン初心者がいきなり購入するのはちょっとハードルが高いですよね。
それでもワインは丁寧に保存・保管しないと劣化してしまうので、ワインセラーを使わずに一定期間ワインの質を保つための保存方法を紹介していきます。
ざっくりとですけど、ワインの状態や種類に合わせた保存方法を説明するので、ぜひご自宅で試してみてください。
未開封のワインを保存する方法
日本は夏と冬で気温差が大きなエリアが多いので、季節ごとに保存方法を考えないといけません。
夏に気をつけたいのが、温度の上昇ですね。
高温の場所に保管しないこと、これを守りましょう。
そのために利用したいのが、冷蔵庫の野菜室。
温度的に低くなりすぎないので、ワインの保管にそこそこ適してます。
保管するときにはワインボトル全体を新聞紙で包んでください。
冬も高温には要注意!
特に暖房をガンガン入れる家では、温度が上がらない部屋に保管するか、やはり冷蔵庫の野菜室に保管する方法がいいでしょう。
同じように新聞紙でボトル全体を包んで、さらに乾燥を防ぐためにコルク部分をラップで巻いておくと、風味などをしっかりと守ることができますよ。
高温に弱いので冷蔵庫の野菜室に保管がおすすめ。
ワインボトル全体を新聞紙でくるむ。
酸化を防ぐ為コルクが湿った状態になるように、寝かせて保管する。
これによってことができます。
開封済みのワインを保存する方法
ワインは開封した瞬間から劣化がスタートし、時間が経てば経つほど風味が悪くなっていきます。
栓を開けた後は、できるだけ早く飲むようにしてください。
もし開封済みのワインを保存するのであれば、できる限りボトル内の空気を抜いて保管しましょう。
ワインなどのボトル専用の真空ポンプが売っていますから、1つ自宅に置いておくことをおすすめします。
窒素などの不活性ガスをボトル内に入れることで酸化を防いで、開封済みのワインを美味しく保存する方法もあります。
これも専用の道具が必要になりますが、効果の高い保存方法ですよ。
そうした道具を購入するのが面倒な人は、小さなボトルなどにワインを移し替えて、できるだけワインに触れる酸素量を減らして質を保つ方法を試してみてください。
コルクを抜いた後はボトルを立てて、冷蔵室などに保管しておくといいでしょう。
なるべくボトル内の空気を抜く。(ボトル専用の真空ポンプ使用)
ボトルを立てて、冷蔵室などに保管をする。
熟成タイプのワインを保存する方法
ワインの中には時間をかけて熟成させることで美味しく仕上がるタイプのものがあります。
これの保存方法は、未開封のワインを保存する方法と基本的には同じですね。
・温度や湿度が一定の場所に保管する
・コルクが湿るように寝かせる
熟成タイプのワインは数年間飲まずに保存しておくことも珍しくありません。
なので、温度変化や光などワインを劣化させてしまう要素をさらに避けるために、発泡スチロール製の箱などに入れておくと美味しく熟成してくれやすくなるでしょう。
冷蔵庫に保管するかどうかは迷うところ。
なぜなら、振動もワインの敵だから。
冷蔵庫だと毎日開け閉めしますよね。
このときの揺れもワインを劣化させてしまう原因になるので、押し入れや納戸など揺れの少ない場所で保存できないか考えてみてください。
できれば温度が12~15度、湿度が70~80%かそれに近い環境で保管しましょう。
発泡スチロール製の箱に入れるのがおすすめ。
押し入れや納戸など揺れの少ない場所で保存する。
なるべく温度が12~15度、湿度が70~80%の環境で保管する。