行って楽しい・飲んで美味しい日本にあるワイナリー4選

日本ワインを支える『ワイナリー』とは?

ワインが好きな人にとっては当たり前のことですが、ワインにこれから興味を持とうと思っている人にとって『ワイナリー』という言葉はまだあまり馴染みがないかもしれません。

ワイナリーというのは、ワインを作っているところや、ワイン作りに関わることなどを指す言葉です。
ワイン製造工場、ワイン生産業者なんて言葉で言い換えればわかりやすいかもしれませんね。

ワインの本場はフランスやイタリアですが、日本にもワイナリーは存在しているんですよ。

ワインやお酒が好きな人の中には、日本国内のワイナリー巡りを趣味としている人もいるくらいです。
しかも、結構います。
あたしもワイナリーに遊びに行くと全国から人が集まってきていて、いつもびっくりしていますから。

ワインに興味を持ったらワイナリーにも足を運んでみて欲しいんですけど、注意してもらいたい点がいくつかあります。

・見学可能かどうかを事前に確認すること
・予約が必要かどうかを確認すること
・お酒を飲む人は車を運転して行ってはいけないこと
・未成年はワインを飲むことができないこと
・飲みすぎたりハメを外したりしないこと

こうしたことをしっかりと守らなければ、今見学ができるワイナリーでも、今後見学できなくなってしまう可能性も出てきます。
そうならないよう、節度を持って見学したり試飲したりしてくださいね。

山梨県『サントリー登美の丘ワイナリー』

画像引用元:https://www.suntory.co.jp/factory/tominooka/

ワイナリーが集中する山梨県にあるサントリーのワイナリーが『サントリー登美の丘ワイナリー』です。

富士山が見えるところにあるこのワイナリーは、とにかく空気が綺麗で、そこに行くだけでも気持ち良くなれます。
もちろんブドウを作るのにもぴったりな土地と気候で、とても質の高い素晴らしいブドウがこの地で作られてるんですよ。

このワイナリーの見学は有料です。
1人1,000円かかりますが、3種類のワインを試飲できることを考えれば、とてもお得!
たっぷりと80分の見学ツアーとなっているので、大満足すること間違いナシです。

先着順で参加することができますが、メンテナンス期間は営業を休止しているので、このワイナリー目的で旅行などに行く際には、しっかりとした計画を立ててから問い合わせや予約を入れるようにしましょう。

山梨県『ルミエールワイナリー』

画像引用元:http://www.lumiere.jp/

こちらも山梨県にある『ルミエールワイナリー』。
最寄駅は「勝沼ぶどう郷駅」です。
駅に到着した時点で、ワインの街なんだなということを感じさせてくれます。

『ルミエールワイナリー』は、この駅から車で10分ほどのところにあります。

このワイナリーでは、化学合成農薬や化学肥料を使わずに土壌を整えていて、そこで育てられたブドウは自然の旨味を感じられる質の高いものに仕上がります。

そのブドウを使ったワインも、もちろん絶品!
ブドウ本来の味と香りを楽しめますから、ワイン好きにはたまらないワインと出会うことができるはずです。

ワイナリーツアーは60分コースと30分コースと団体ツアーの3つが用意されています。

60分コースは1,000円、30分コースは500円で、それぞれ見学開始時間や予約締め切り時間などが定められているので、確認と予約をしっかりしてから出かけるようにしてくださいね。

『ルミエールワイナリー』では、ブドウ畑を見学したあと、醸造棟、石蔵発酵槽、そして地下セラーを見学することができます。
特に石蔵発酵槽は国の有形文化財に登録されているほど貴重なもの。
これだけでも見に行く価値がありますよ。

レストランも併設されているので、ぜひワインとともに楽しんでみてください。

山形県『高畠ワイナリー』

画像引用元:https://www.takahata-winery.jp/index.asp

山形県の高畠町にある『高畠ワイナリー』は、1990年にできたワイナリーです。
比較的新しいワイナリーということもあり、いろんなことに挑戦しているワイナリーとして人気も上がってきています。

ワインと名のつくあらゆるお酒を作っているのも大きな特徴ですね。

・赤ワイン
・白ワイン
・スパークリングワイン
・フルーツワイン

など、いろんなワインを手がけていますから、どんな人でも必ず好みのお酒と出会うことができるでしょう。

酸化防止剤として亜硝酸を添加していないワインも作っています。
添加物などが気になる女性でも安心して飲めるお酒を揃えてくれていますよ。

『高畠ワイナリー』では、様々なイベントを開催しています。
収穫祭や体験型イベントなども開催しているので、タイミングが合えば参加してみましょう。

イベントがなくても、もちろん楽しむことができます。
ワイナリーショップは広くて品揃えも豊富。
フードも充実していますし、オリジナルのジュースやケーキ、ワインティーなども味わうことができますよ。

北海道『十勝ワイン』

画像引用元:http://tokachi-wine.net/

北海道にある『十勝ワイン』は、自治体が運営するワイナリーです。
日本で最初の自治体ワイナリーとして、1963年に誕生しました。

目玉は“ワイン城”ですね。
広大な土地にお城のような建物が建っていて、外にはブドウ展示園があり、地下には熟成室、そして展示ルームやショッピングエリアなどが広がっています。

もちろんワインの試飲コーナーもありますよ。
さらには十勝産のミズナラという木で作ったブランデー用の樽などもあって、ワイン以外のお酒とも出会うことができるんです。

レストランもありますし、屋上には展望広場もあって、観光スポットとして確実に人気を得てきている『十勝ワイン』。
北海道に行くなら、ぜひ立ち寄ってもらいたいですね。

『十勝ワイン』のワイン城ガイドツアーは毎日3回、だいたい20分くらいの時間で行われています。
参加費は無料ですけど、定員が20名で休みなどもありますから、事前に問い合わせてから遊びに行くことを忘れないでください。